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≪クリムト展≫ウィーンと日本1900 [美術館へ行こう♬]

ずっとバタバタと、
なにかしらの予定に追われるように暮らして来たので
ゆったりした自分だけの時間は本当に久し振り[ぴかぴか(新しい)]

アールヌーボーやデコ、それからミュシャさんなどと仲良しになるにつれ
欧州の世紀末の美術様式、とても気になっています♬
そんな訳で、クリムト展、参戦してきましたよ(´^ω^)ノ
今年はオーストリアと日本友好150周年なんだそうですね!!
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展覧会はクリムトさんの学生時代の秀作から
同時代の作家さんの作品、
それから彼の作風の変化、日本美術に影響を受けた課程など
分かり易く丁寧に紹介してくれています♬


(クリムトさん生涯、結婚はされなかったそうですが
あらま、子供は十数人もいたんですって(;^□^A
お付き合いしていた女性がマーラーやシューベルトの奥さんになったそうで
世紀末のウィーン・・・う~~ん[あせあせ(飛び散る汗)]凄い事になっていたのね!!)

この時代の作家さんというのは、
自分の作品を評価してくれる方に
無条件で買い上げて貰うのではなくて
劇場の天井画とか裕福な人物の肖像画などスポンサーから
注文を受けて制作していたのね(;^□^A
やりたくない仕事や、出来上がったのに
横やりが入ってしまう様な事が多かったみたいですね。


現代の私達が見ても
赤面してしまうような官能的な作品が多いんですもの、
敵は多かったでしょうね(〃ー〃)

とは言え、そんな画家さんだからこそ
華やかで贅沢で、ストーリー性があって
少し暗い影も感じさせてくれる
魅力的な作品を残してくれたのでしょうね(∩_∩)
元々お気に入りでしたが、ますますファンになってしまいましたよ[るんるん]

ではでは恒例のお気に入りカード三枚[手(チョキ)]
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「ヘレーネ・クリムトの肖像」
彼の六歳の姪だそうです[るんるん]
綺麗に揃えられた髪の毛の様子、頭頂部の形の良さに目を奪われますね♬
ブラウスの白さも美しい愛情溢れる一枚です!!
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都会での仕事に疲れると、田舎にこもって
お気に入りの風景画を描いてストレス発散をしていたそうです。
風景画と言っても遠近法など説明的な部分は少なくて
装飾的にまとめているのがクリムトらしくて素敵ですね!!
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クリムトが、ベートーベンの第九の為に制作した壁画の一部です。
今回日本に来たのは原寸大の復刻版ですが
その大きさ、華やかさに圧倒されてしまいました。

実は我が家で暮れになると
良く聴いているグラモフォンのベートーベンの第九
ジャケットがクリムトの作品なんですねぇ~
雰囲気が合うから使われているのかな・・と思ったら
なんと、ベートーベンの第九の為に制作された作品だったんですねぇ( ̄▽ ̄)=3
(写真撮ろうと思ったら、何処かに仕舞っちゃったみたいで行方不明[あせあせ(飛び散る汗)]

世の中、そうだったのかぁ[あせあせ(飛び散る汗)]って思う事、
まだまだたくさん有って退屈しないですね(;^□^A
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上野公園は葉影がどんどん濃くなってきて・・[るんるん]

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