レオナルド×ミケランジェロ展@三菱一号館美術館 [美術館へ行こう♬]
行きたいな・・と思っていたところに
大阪の、なんちゃって従姉妹から
背中を押して貰いまして♬
「最も美しい」とされるレオナルドの素描
《少女の頭部/〈岩窟の聖母〉の天使のための習作》が来日!
大学でクラシックを鑑賞するクラブに入っていた主人は、よく
「難しく考えることはないんだよ。モーツアルトは、ぱ~よ♬ぱ~よ♪と言ってればいいの」
と、言いますし
私も手塚治虫だったら「リボンの騎士」は男の子バージョンと
女の子バージョンがあるのよ♪とか、
宮崎駿さんのアニメ、
シータが落ちてくるところと
サツキちゃんがメイちゃんを探す所と
キキちゃんが飛行船に近寄るところ
・・と順位をつけろと言われたら
絶対ムリ・・・とか語れるのだけど・・・
イタリアルネッサンスも、そんな風に、
気楽に仲良くなれたらいいなぁ(*^^)v
三菱一号館美術館は、イギリス積みなのだそうです。
ちなみに、この素描はSNS用の写真OKのレプリカ
ダ・ヴィンチやミケランジェロの油彩の大作が有るわけでもなく
彼らの下絵とされる作品も、もしかしたら弟子の作品かもしれないと
注釈の多い展覧会ではあるけれど
立体を平面に写しとる作業の面白さ、
政治的な苦悩、スポンサーの存在の複雑さ・・
そんなものを感じ取れて興味深く・・♬
うん、面白いもんだなぁって感心しちゃいました♬
はぁ~ 人の顔というものは、美しいものなのだなぁって、dokidoki・・
この美術館、展示スペース以外にも
フォトジェニックなポイントが多くて
お気に入り♬(カフェでお茶したいと思ったら時間切れでした)
もっと、ぴーーーっとピント合わせたい
新しいカメラは持って行ったけど、まだまだ思うようには使えなくて
(雨降ってきちゃうし・・)
あ~ピザ食べたいなどとも邪心が・・
でも、こんなお洒落な街で所帯じみたおばちゃんが
1人でピザにカメラむけていたら
ちょっと恥ずかしいかな
立派なカメ婆になるには精神的な
余裕も無いと・・・(何言ってるか解りませんね)
ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル「バベルの塔」展 16世紀ネーデルラントの至宝 ― ボスを超えて ― [美術館へ行こう♬]
スペイン、プラド美術館の狭い秘密のお部屋の様な展示室で
ブリューゲルの作品に出会いまして。
なんだか心惹かれて、わくわくと20~30分、
絵の前から動けなかった記憶があります♬
他にもたくさんの作品を観たのに・・ね(^、^*)
お気に入りの印象派以降の作品もあったのに・・
それだけブリューゲルの絵は魅力的なのかなぁって
今も不思議に思ったり・・します。
そのブリューゲルの「バベルの塔」が来日するという♬
そりゃ~ もちろん行かない訳にはいきません。
会期終了まで一週間を切ってしまう日曜日、大慌てで出掛けましたよ
ひえ~なんだよ、なんだよめっちゃ混んでた~~~((((((o_ _)o ~☆
ブリューゲルなんて、一般ウケしない画家さんだと思っていたのに
う~~む((+_+))やり手の仕掛人さんが居るのかなぁって
訝っていたら、大友克洋さんや芸大のチームが
寄ってたかって微に入り細に入り
バベルを研究し、盛り上げているヽ(^。^)ノ
こりゃ、空いてるところで、じっくり味わいたいと思う方が間違ってるんだね
ボスという画家さんの着想からブリューゲルの作品への流れの解説
この時代のオランダ特有のコミカルな版画の数々や
絵の前では一瞬たりとも立ち止まれないバベル
目いっぱい堪能させてもらいましたよヽ(^。^)ノ
さてさて、お馴染みの、三枚のカードです。
儲かっているからか、公立の美術館なのに
100円だったカードが一挙に50円値上がり
≪ムール貝≫
これは、ブリューゲルではなく作者不詳なんですが
なんだか、おっかしくて、笑えて笑えて(*'▽')
左下の、粗相をされている方の意外性や
右上の後の作家さんたちに影響を与えたであろうシュールな雰囲気・・
取り上げたくなっちゃう気持ち、解ります?
≪聖アントニウスの誘惑≫これも笑えて笑えて・・
右下の聖人さんのアントニウスに悪魔がこれでもか、これでもかって
誘惑する場面だそうです(*^▽^*)
その規格外な誘惑の仕方が、たまりませんね
オリジナリティ溢れる悪魔さんと
仲良くなってみたいです(*^-^*)
現在のように瞬時に世界中の情報が手に入る時代ではなかったのに
聖書というベースは有ったにしろ、この果てしない豊かな想像力は素晴らしいですねぇ~♬
ここは、どうなっているの?じゃ、ここは?って
お邪魔したいです(≧◇≦)
バベルの塔のお話は紀元前なのですが、
この絵の舞台は16世紀のオランダだそうです。
滑車を使って煉瓦や、漆喰を運んでいる人達
領主さんがお祈りの為に訪れる教会もあるそうです。
本当に小さいので、本物の作品が
醸し出す魅力というのは十分堪能できませんでしたが
なるほどねぇ~
イマジネーションをあたえてくれるんですね・・っと
満たされ気持ちになりましたよ(*^▽^*)
展覧会はこの後、大阪へ行かれるそうで・・・
中之島の国立国際美術館?
あの方のお住まいがお近くね(*^▽^*)
大阪の皆さん、ブログネタにぜひご覧くださいね
国立新美術館≪ミュシャ展≫ [美術館へ行こう♬]
後回しになってしまいました。
行き当たりばったりで、毎度、いい加減なおばちゃんのブログです。
4月中に書いた記事です。辻褄が合わない点はご容赦を・・
さてさて、ブリューゲル展も、ディズニー展も早く行きたいと気持ちが急く♬
でも日曜日の夕方、家事に差し支えない様に
ちゃちゃっと行けるのは・・・う~~ん六本木かな?
散歩日和の六本木、たくさんの鯉のぼりに迎えられます。
そして、国立新美術館の庭の木々は・・・
みんな水玉
あはは♬草間弥生さんの展覧会もやっているからなのね
さて、朝日新聞をとっていると、ひと月に一枚
無料でミュシャの作品のカラープリントを貰えます。
嬉しくて、ためつすがめつ、しょっちゅう眺めてます。
今回の公開されている作品も、そのカラープリントで見なれたものばかりなのですが
本物の持つ迫力・・・うん♬味わいたいな・・・と足を運びました(⌒▽⌒)
アールヌーボーを代表するミュシャさん
ポスターや装飾的なお仕事で成功しましたが
故郷チェコや自身のルーツであるスラヴ民族の
アイデンティティをテーマにした作品を描きたいと願ったそうです。
スポンサーの協力を得て
古代から近代に至るスラヴ民族の苦難と栄光の歴史を綴ったのが
≪スラヴ叙事詩≫です
日本だったらさしずめ聖徳太子とか
源平合戦とかが登場する作品・・といった感じでしょうかしらね?
展示室に入るとまずその作品の大きさに圧倒されます
スラヴ民族の色々なシーンが美しく華やかに描かれています。
脇に書かれた説明文を読んでいくと
なるほど~チェコという国は周りの強国に常に脅かされ
翻弄されて来た国だったんだな・・と改めて思います。
(学生時代に世界史は好きだったから結構勉強したつもりだったけど
プラハの春・・くらいしか覚えてないな)
史実に忠実に、歴史の一場面を一枚の絵にしようとするミュシャさんですが
そこはそれ、優しく綺麗なものが大好きな彼ですから
戦闘で息絶えている兵も
攻撃してくる敵も
けして残酷なイメージにならないように気を付けてくれていて
優しい気持ちで楽しめます(⌒▽⌒)
・・・さて、この次の展示室は・・と改めて入口で貰ったリーフレットを眺めると・・
んん(☆∇☆)なんですと~? 三つ目のお部屋は写真撮影可能?
まぁ~企画展とは思えぬ計らいですね~
ふふ♬そのお部屋に入った途端、今まで、しんとして鑑賞していたお客さんが
豹変して、ミュシャさんの作品の前でわらわらちと自撮りしたり、
「いえ~い」とピースしたり・・・(◎_◎;)
三つ目のお部屋は、その部屋に流れる空気までも
違ってしまったように感じますが
こんなご時勢ですもの、それはそれで、結構なんじゃないかと思います(^◇^)
たまたま300mmを持って行ったもので
私も気に入った狭い範囲を撮ってみます(*´▽`*)
どうですか?さすが、色の美しさ、柔らかさ、お洒落さで名を成した方の作品でしょ?
何時間眺めていても、飽きない手の込んだ作品となっています(≧▽≦)
ただ、どの作品にも手前の下の方、のほほんと見ていたら気が付かないような場所に
眺める私たちを非難するような鋭い目つきの人物が描かれています
「私たちの民族を蹂躙していった者のことは決して忘れない」と
いったとこでしょうか?
心に残る眼差しでしたよ。
国立西洋美術館≪クラーナハ展 500年後の誘惑≫ [美術館へ行こう♬]
クラーナハ?クラナッハじゃないの?
学生の頃からクラナッハと言って親しんでいたものを
唐突にクラーナハにしろ・・と、言われてもねぇ~w( ̄△ ̄;)w
・・などとブツブツいいながらも、会期が終わってしまうと
大慌てで出掛けましたよ(;^□^A(・・さる1号さんと同じね♬)
今回は親戚の方から前売り券を頂いたんでラッキーでした
東京以外は大雪に見舞われた土曜日の午後、
毎度お馴染み上野の西洋美術館♬
ガラガラと言う訳も無いですが、そこそこの混みようで・・
さる一号さんがおっしゃっていた顔ハメだわ(^、^*)
下の生首のところ、低いから顔出すのに苦労しちゃいそう
ルカス・クラーナハ(父、1472-1553年)は、
ヴィッテンベルクの宮廷画家として名を馳せた、
ドイツ・ルネサンスを代表する芸術家です。
大型の工房を運営して絵画の大量生産を行うなど、
先駆的なビジネス感覚を備えていた彼は、
一方でマルティン・ルターにはじまる宗教改革にも、きわめて深く関与しました。
けれども、この画家の名を何よりも忘れがたいものにしているのは、
ユディトやサロメ、ヴィーナスやルクレティアといった物語上のヒロインたちを、
特異というほかないエロティシズムで描きだしたイメージの数々でしょう。
艶っぽくも醒めた、蠱惑的でありながら軽妙なそれらの女性像は、
当時の鑑賞者だけでなく、遠く後世の人々をも強く魅了してきました。
・・・なんだそうです(⌒▽⌒)公式HPから引用させて貰いました。
馴染みのある画家さんですが
こうしてまとめて鑑賞する機会は滅多にないし
丁寧な解説のお陰で
当時の社会状況、彼の置かれていた立場や作品の背景
周りの人々との関わり・・などがよく理解できて
なるほどなぁ~( ° ° )って感心することの多い展覧会でしたよ
それでは恒例のお気に入りの三枚のカード
≪ヘラクレスとオンファレ≫
ヘラクレスが女性達にからかわて女装させられて
鼻の下を伸ばしている図だそうです(⌒▽⌒)
女性達の「男ってホント、おバカなんだから~」と言いたげな表情が笑えますね
主題もユニークですが、作品全体のトーンが凄く気に入りました。
白い肌の部分と、とりわけ美しい黒い部分、
それから赤い衣装の割合が程良くて・・・
≪ザクセン選帝候アウグスト≫≪アンナ・フォン・デーネマルク≫
これはクラーナハの同姓同名の息子さんの作品だそうです。
こちらも衣装の黒のとバックの淡い部分との対比が美しく
なんだか平面構成を見ている様な気持になったものです。
モデルとなった人物の性格や
声の調子まで、強く伝わってくるような肖像画なんですよぉ~
≪不釣り合いなカップル≫
こちらも「男って、ホント、おバカなんだから」と女性が言っている様な一枚(⌒▽⌒)
お金持ちでスケ〇なお年寄りが
狡猾な女性に、とことん骨抜きにされている図。
丁寧に描かれている赤いビロードの服が
とってもお洒落で可愛いですね!!
さてさて、この展覧会でひとつ、びっくりした事があります。
代表作の≪正義の寓意≫が・・
↑作品は、これね。
レイラ・パズーキさんというアーティストの作品
中国の贋作作家さん何十人かの手に依る模写が
壁面いっぱいに飾られていた事です?(゜_。)?(。_゜)?
贋作作家といっても、笑っちゃうほど拙い技術のものや
まるっきり違う作品になってしまったようなものまで千差万別ですが・・
こ、これって例えばベルリン・フィルがホルストの「惑星」を演奏した後に
平原綾香さんが「ジュピター」を歌うようなモンじゃないかしらん?
五木ひろしさんのコンサートでコロッケさんがモノマネをするような・・
(・・・それは結構アリかな?)
元々クラーナハさんはご自分の工房でたくさんの職人を使って
作品を早く効率よく量産できるように
製作をしていたそうだから
オリジナルに対するこだわりは無かったのかもしれないけど、
この展覧会を企画した方は
随分大胆な試みをしたものだ・・と。
オリジナルから影響を受けた作品、それからパロディ、そして贋作・・の
境目があやふやになってきてると指摘されることが多いようですね。
500年前の作家の作品をただ紹介するのではなく
現代の私たちに問題提起をした展覧会なんですねぇ~
なるほど、面白いモンだなぁって
感心してしまった花屋のおばちゃんでした(^◇^)
国立新美術館≪ダリ展≫ [美術館へ行こう♬]
genさんがお薦めしてくれたデトロイト美術館展も気になるのですが
会期末が迫っているダリ展に先に出掛けました(⌒▽⌒)
毎度お馴染み六本木の国立新美術館
ダリって個性的で、尖っていて(髭が・・じゃないですよ)
好みが分かれるから、そんなに混んでないだろうなぁ~って
のん気に、ほてほてと入口に向ったら
「只今50分待ちです!!」と
あ~あw( ̄△ ̄;)wと思ったけど
若冲の三時間半待ちに比べたら‘へ’でもないです(最近、そればっかり)
並んでいる顔ぶれを見渡すと、圧倒的に若い方が多く・・カップルも・・('ー')
なるほど~ ダリ展を観るのがお洒落なデートコースなのかな?
そんな事を考えているうちに入場できました。
並んだ割には展示室は余裕があり
ゆっくり、しっかり鑑賞出来ましたよ(^、^*)
ふつう、この手の美術展って本人の作品はまばらで
影響をうけた画家や同時代の画家の作品が並ぶことが多いですが、
この展覧会は、彼の初期の作品から、マティスやピカソなど
いろいろな作家に影響を受けた時代のもの・・
シュールリアリスムを自分のものにしていった過程の作品、
戦後、原爆投下に影響を受けたもの、
ウォルト・ディズニーとのコラボしたもの、
それから古典の作品に改めて工夫を凝らしたものなどなど
盛り沢山で贅沢な内容でした。
ゴージャスなフルコースを頂いた時の様な
満足感いっぱいのものでしたよ(^ー^)ノ☆*.。
それでは、恒例のお気に入りの三枚のカードのご紹介です
「オ-ケストラの皮をもった3人の若いシュルリアリストの女たち」
あちこちの美術館でよく見掛けるお馴染みの薔薇の頭の女性がなにやら楽しそうに・・
オーケストラの皮っていうフレーズが、なんだか笑っちゃいますね(^、^*)
ふふ♬ダリさん、女性が好きで好きでたまらないんだなぁ~って
ニコニコしてしまう作品でした♬
「ウラニウムと原子による憂鬱な牧歌」
原爆の投下に衝撃を受けた後の作品だそうです。
真ん中の女性の顔の中にエノラゲイがあります。
野球選手が描かれているのは強いアメリカを表しているそうです。
解説が無くても、多くを語ってくれる作品ですね。
メッセージ性の強い作品だとしても色彩の豊かさ(この紺色好き)
鮮やかさが気に入ってしまった作品です。
「ラファエロの聖母の最高速度」
今風の言い方だとラファエロへのオマージュといったところかな?
ダリさん、私もラファエロの聖母は大好きよ♬
素敵な展開を見せてくれて有難うと語りかけたくなりますねぇ~
他にも会場で上映されていた、
ダリの素材をつかってディズニーが作った「アラジン」風のアニメ、
それから、不思議の国のアリスの挿絵、舞台美術などなど
あらま、なんて垢ぬけているのかしらん・・って、
感激させてくれるものがたくさんあり
改めて彼の仕事の多様性に感嘆させられましたよ(⌒▽⌒)
・・とは言え、これから向われる方は精神的にゆとりのある時のお出掛けを
お薦めします。質、量ともに、かなりヘビィですもん
少し待っていると、この奇怪なオブジェの前で自撮りが出来るのですが
おばちゃんが一人で撮っていても(;^□^A
(さる1号さんはお嬢様と撮ってらしたわね~いいなぁ~)
ちょっとお買い物して・・
家路につきましたよ。
この次は六本木にイルミネーションの写真撮りに行きたいな(⌒▽⌒)
東京都美術館【ゴッホとゴーギャン展】 [美術館へ行こう♬]
さてさて、紅葉に気を取られて遅くなってしまい
閉館時間を考えると、
そんなに時間的余裕はなく飛び込んだ東京都美術館ゴッホとゴーギャン展
チケット売り場は長蛇の列で、展示室も混み合っていて
さすが万人に愛される印象派・・と感心しました。
(春に観た若冲に比べたら、可愛いもんですが・・(;^□^A )
同じ美術館でもかかる展覧会によってお客さんの年齢層も違うし
展示室の雰囲気も違うのが面白いところ
「うっわ~綺麗な色だねぇ~」とか「へぇ~ゴッホも辛い事があったんだねぇ」とか
こそこそと、ささやいている平和なお客さんが多くて、和やかに見られました(⌒▽⌒)
(真剣に傍若無人に食い入るように見ているお客さんが多い展覧会は気疲れします)
オランダの牧師の家庭に育ったゴッホと幼少期はペルーで育ったゴーギャン、
生い立ちも、絵画の表現方法も違いますが
パリでセザンヌやミレーなどの画家から刺激をうけた後、
南フランスに移り住み共に暮らし、
短期間で別れてしまいます。
この展覧会は、この共同生活までの二人の作品、
彼らに影響を与えた画家達の作品、
二人で生活していたときの作品、
そして不幸な出来事の後、別離した後の二人の作品・・・
などを丁寧に紹介してくれています。
作品の横に、製作された時の状況などが表記されているので
とても面白く、分かりやすい展覧会でした(^ー^)ノ☆*.。
目に見える対象にとことんのめり込み
美しさをキャンバスに表現しようとするゴッホさんと
いつも夢見る夢夫くん、ファンタジックな思考のゴーギャンさん・・・
それでも信頼しあい、
相手の座る椅子を愛情込めて肖像画のように
描いていたりするところが、素敵ですねぇ
それでは恒例のお気に入りの三枚のカード
ゴッホさんの≪グラスに生けた花咲くアーモンドの小枝≫という作品
これ、凄く小さいんです。
なにしろ混んでいる上に暗いもので、
良く見えないままスルーしたのですが
出口に近くなったころ、展覧会の紹介映画が放映されているので
なにげなく見ていたら、この作品が大写しになっていて、
その白い花の鮮やかさ
美しさに、感嘆してしまいましたw( ̄△ ̄;)w
慌てて人混みを逆流して、この作品の前に立ちましたが
やはり薄暗くて近眼のおばちゃんには,良く見えないのでした(+д+)
く~~~残念!!
≪アリスカンの並木道、アルル≫これはゴーギャンです。
移り住んだ南フランスの秋の美しさに感動して描かれた・・ということが
しっかり伝わって来ますね?
落ち葉で埋め尽くされた道の鮮やかさ・・・
ちょうど今の季節くらいでしょうね
ゴッホ≪収穫≫
彼が一点の静物画を除いて他の全ての作品を圧倒すると
手紙に書いた・・という作品だそうです
うねうねと山の麓まで続く農地、鮮やかな黄色に映えるブルーの小屋や農機具・・・
はぁ~( ̄▽ ̄)=3いいわぁ~
なんて、なんて、観る者を幸せにしてくれる作品なんでしょうねぇ~
絵の前に立つと、満ち足りた、豊かな気持ちになって
南フランスの風に吹かれている様な気持になります!!
やっぱり観に来て良かった・・次はダリに行きたいな♬と
ご機嫌で美術館を後にすると・・・あっ(☆∇☆)月が・・・凄く大きい
この時は気がつかなかったんですがスーパームーン一日前だったんですね(^、^*)
慌ててカメラを構えたのですが・・50mm単焦点だったもので
ただの普通のお月さまでした((((((o_ _)o ~☆